どのように考えればいいでしょうか?
まずはリース取引のメリット・デメリットを比較してみましょう。
【リース取引のメリット】
@一時に多額の資金が流出しないので、手元資金を有効活用できる。
A取引開始にあたって、銀行融資のような担保提供の心配がなく、銀行の借入枠も温存できる。
Bリース料に含まれる金利相当額は、一般に中小企業の借入金利より低いため、銀行借入によって設備投資するよりも有利になる。また、金利が上昇局面にある時は、リース料は最初に固定されているため特に有利に働く。
C中小企業の場合は、リース料を全額経費にできるため、経理事務が軽減できる。
D固定資産税の支払いやリース物件の保険加入は、リース会社が行うため、事務管理が楽になる。
【リース取引のデメリット】
@リース資産がその企業にとって利用価値がなくなった場合でも、途中解約できない。解約金の支払いを求められる。
A金利が下降局面にある時は、リース料が固定されているため不利に働くことがある。
このように、メリット・デメリットを比較すると、中小企業にとっては概ねリース取引の方が有利になると考えられます。リース取引開始にあたっては、与信審査が行われます。
平成20年4月以降、会社規模によりリース取引の会計処理が異なり、税制上の優遇対策も従来と大きく変わりました。詳しくは専門家にご相談ください。
赤松税務会計事務所 税理士 赤松由里子


